今読んでいる韓国の小説「商道」といい、中国の歴史小説といい、私には物語を読む、歴史を学ぶ以外に故事に接するという楽しみがある。
私は、これ以外のジャンルでは、法廷物が好きだ。
いずれにせよ、活字中毒かもしれない。
電車での移動中には本は欠かせないものとなっている。これが新聞ではこうはいかない。
昔は会社の出勤時に仕事の関係で、日経新聞を読んでいたが、今は、仕事に入るまえは気分を変えていたいとの思いから、前述した小説を読んで過ごしている。
世の中のニュースを知るためには、朝、起きた時から着替え、朝食時にテレビで主だった情報は得ている。その他はインターネットで各新聞社のホームページから自分が興味を持ったものを拾い読みしている。
さて、話を本題に戻そう。
今日も、自分への忘備録として、「商道」から「鼎」についてを書いておくことにする。
古くから中国では、鼎の三つの脚を、人間が持つ三つの欲望に例えているようだ。
ひとつは名誉欲、もうひとつは地位欲、最後のひとつは財物欲。
この三つの欲望は人間であれば誰でも持っている三欲だということのようだ。
わたしは、財物欲かな?名誉と地位では飯は食えん!?!?と言っても、バランス良くほどほどに三つを持てた方がいいなあとは思う。
道家三師(老子、荘子、列師)のうち、列師は、
「人間の盛衰は目に見えない四つの欲望によるものだ」
え?今度は四つもあるのかよ。
最初は寿命、二つ目は名誉、三つ目は地位、四つ目は財物だ。
加わったのは、寿命か。 しかし、歳をとって長生きはしたいが、病院に入院してベットで生かされているような状態にはなりたくない。いつまでも健康で自分で動ける幸せで過ごして行きたいと思う。
では、本日はここまで。
興味がある方は、「商道」を読んでいただきたい。 読み進めるうちに書いてある内容もさることながら、これらの故事に感動している自分がいる。
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