いつ頃から花粉症にかかっていただろう。
記憶をたどると、社会人になって、3年目あたりだと記憶しているので、約30年前に遡る。
当時は、目が痒くある人に相談したら流行っている眼科を紹介されて診察を受けると花粉症だった。
しかし、その当時はまだ花粉症という言葉ではないような気がした。治療は目頭に注射を打つ、今から考えると結構恐ろしいがストレートな対処法では合った気がしている。
◆花粉症は人によってかかる人とかからない人がいる。
発症の原因は、花粉を吸うことによって体内のIgE抗体の量が増えるため。コップに水を入れ続けると溢れてしまうように、体内にたまった花粉の量がある水準を超えると、突然症状が現れはじめるのだ。人によって許容量が異なるため、花粉を吸ってもIgE抗体が作られない体質だと、花粉症にならない場合もある。
IgE抗体:アレルギー抗体とも呼ばれるもの。アレルギーを起こす抗原(例えば花粉など)との接触を繰り返すうちに体内に蓄積され、量が一定ラインを超えるとアレルギーを発症する。
私の場合は、2月中旬あたりから、3月下旬の期間だ。症状は、目が痒くなる。くしゃみや鼻水といった症状はあまりない。そのためか、医者にはあまり行かない。
市販の薬を時たま飲み、目薬は目を洗い流すようにたくさん差す。すると、症状が治まってくる。
◆一度かかると治らない?
花粉症は、一度発症したら一生付き合っていく覚悟が必要。効果のある薬が開発されてはいるが、根本的に治す薬は現状まだ存在しない。それだけに、自分に合ったメディカルケアとセルフケアを実行していくことが大切。最初の2~3年はいろいろな方法を試みて、症状やライフスタイルに最適な治療法を見つけていこう。
直らないのは仕方がなく、うまく付き合っていくに越したことはないが、ここ3~4年は症状が軽くなってきたように思えている。歳のせい??
と言いながらも、今日もたっぷりの目薬を差し目を洗ってすっきりとしている。
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