2010年3月17日水曜日

見方ひとつで明日が変わる。

一枚の写真(広告記事)から。
 今回は一枚の写真だが、著作権の問題もあり、下の文章を読んで光景を浮かべてほしい。

ビルの谷間に太陽がある。ちょうど陽が昇ってきたような朝焼けの光景にも見えるし、逆に今からビルの向こう側に沈んでいく夕焼けの光景にも見える。

想像してみてください。


正月(1月4日)の広告としては、朝焼け(希望に満ちた新年を迎えて、朝焼けと見せたいのか)、夕焼け(今年1年も厳しい年になると提言しているのか)のどちらに見せたいのか?
広告主の意図が知りたいと思った。

さて、新聞紙面には写真以外にコピー文も付いていたかもしれないが、それがないために、この一枚の写真には見た人のその時の状態で如何様にも判断(思い)が変わっていくだろうと感じる。


昔から相場で、「夜明け前が一番暗い」という言葉が使われているが、この写真からは「陽が昇るまたは沈む時が一番きれいだ」と感じる。

さて、私はどちらに取ったのだろう。

この広告を見る目、感じることは、ある意味その見方ひとつで明日が変わるだろう。
物事には必ず表裏がついて回り、自分がどう感じ、どう取り扱っていくかはその時の自身の状況によっても違ってくるはずである。

「見方ひとつ」というよりは、見る方向を一方側からだけではなく別の見方所謂別の角度から見てみることが重要ではなくか?

打合せ等で話をすると、よく「逆に言うと」と言う方がいる。
別に逆のことを言っているわけではなく、自分なりの解釈で再度言い直しているだけであり、皆が使うからそれが決まり文句になっているかのようである。

「逆に言えば」発言者にとって極めて失礼な物言いではあるが、要は説明したことが理解されていないと取るしかない。したがって、「見方ひとつ」を活かし、説明も別の見方をしてわかりやすく説明をする方法を自分なりに見つけていく必要があると思う。
 
さて、今日は教訓めいたことを書いてきたが、自分自身を成長させていくためにはいろいろと思うことを忘れないように書きとめる努力が必要だと思い、このブログに残すことにしている。

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